考え方・視点 -Way of think-

はじめての動画広告。動画の尺はどれくらいがベストなのか?

  • #動画

中小企業においても、集客プロモーションの施策として動画を活用することが一般的になってきました。

 

はじめて動画制作を依頼していただく際によく聞かれる疑問は、「あれもこれも入れたい!となるのですが、動画広告はどれくらいの尺がベストなのでしょうか?」というもの。

 

動画広告のビギナーは動画の尺をどれくらいにすればいいのでしょうか。

 

まずはできるだけ短い尺からチャレンジしましょう

結論から申し上げると、はじめて動画広告へチャレンジする場合は、できるだけ短い尺の動画をおすすめしています。

 

これは、

 

【1】コスト

【2】広告運用のしやすさ

【3】視聴者の心理

 

上記3つの理由からです。

 

コスト

まず、【コスト】についてですが、これは単純に短い尺の動画であれば制作工数が少ないため、外注費用が抑えられるためです。特にモーショングラフィックスやアニメーションなどの制作技法を用いる場合は動画の尺が長ければ長いほど制作工数が多くかかります。そのため、制作工数に比例して制作費用も高くなるケースがほとんどです。

 

広告運用のしやすさ

次に、【広告運用のしやすさ】ですが、動画の尺が短ければそれだけ内容もシンプルになるため、動画の評価や改善がしやすくなります。動画広告の経験値が少ないうちは、自社コンテンツをどのように動画にすれば反応がいいのか?というデータがないため、いろいろと細かく軌道修正できるほうがいいのです。

 

視聴者の心理

3番目に【視聴者の心理】ですが、「動画を視る側」のことを考えると長い尺の動画ほどハードルが高く感じます。昨今は動画コンテンツがあふれていることもあり、視聴者の「視る視ないの判断」はとてもシビアです。いかに気になった動画広告だったとしても、視るシチュエーションによっては「こんなに長いなら今はいいや」と視聴をやめたりスキップされたりしがちです。

 

結局、何秒くらいにまとめればいいのか?

「短尺がいいですよ!」という結論ですが、具体的には30秒以内がひとつの目安です。

 

YouTubeの中で動画と動画の間に再生されるような「インストリーム広告」では30秒以内、閲覧しているWEBサイトの中やFacebookなどの記事で再生されるような「アウトストリーム広告」では15秒程度を目安にしてもらうといいかと思います。

 

はじめて動画広告にチャレンジする際は、できるだけ制作工数とコストを抑えて、運用・改善のしやすい動画を作成し、視聴者のニーズを探ることが先決です。

 

「そうは言っても自社の魅力を伝えるためには15秒や30秒程度じゃ尺が足りない!」というお気持ちもわかります。

 

しかし、視聴してもらえないことには始まりません。商品やサービスの詳しい内容や、ユーザーを説得するための事例などのコンテンツは、動画ではなく誘導先のWEBサイトなどに任せてしまいましょう。

 

どうしても動画で伝えないといけないことだけに絞って動画を作成し、あとの詳しい内容は誘導先のランディングページなどのWEBサイトに任せたほうが結果的に成果が出やすいのです。

 

動画コンテンツを使って15秒〜30秒で伝えるために、伝えたいことを取捨選択し、訴求ポイントをしっかりと絞りましょう。

 

成果のでやすい短尺動画をつくるなら

弊社の動画制作サービスは、はじめて動画プロモーションに取り組まれる企業様ができる限り「安く、早く、成果が出せるように」と短い動画制作に特化しています。

 

動画を制作したことがない企業様でも、チラシやパンフレット、ホームページ、ランディングページなどがあれば、それを生かして成果の出やすい動画を制作いたします。

 

依頼される・されないに関わらず、動画活用に関する全般的なご相談も無料でしていただけます。動画プロモーションの第一歩を踏み出したいというお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。