ノウハウ -know how-
初級編 動画プロモーションのツボ【YouTube広告で成果を出す3つの原則】
YouTubeで動画広告プロモーションを始めようとした時、どのような動画をつくればいいのでしょうか?
認知度を高めたい、比較検討フェーズのユーザーへPRしたい、ユーザーの行動を促進して見込み客を増やしたい…動画プロモーションの目的は様々です。
しかし、目的に種類に関わらず、YouTube広告で成果を出すために、動画を制作する際に外してはいけない3つの原則があります。
この記事の目次
原則1:開始5秒で注目を集める
動画のストーリーの山を冒頭5秒で作ります。
YouTubeの視聴者は自ら視聴する動画を選択します。テレビのように受動的に流れてきたコンテンツを視聴するわけではないので、自分に関連がないと感じた広告には強い嫌悪感を抱きがちです。そのため、できるだけスピーディーに「自分ごと」として捉えてもらう必要があります。
たとえば、動画の冒頭にロゴマークを見せるような動画広告を見かけることがありますが、よほど魅力的なブランド以外では避けた方がいい表現です。なぜなら、あなたの会社のロゴマークに(今の時点では)誰も興味がないからです。
動画の開始5秒では、ユーザーの得られる結果やベネフィットを伝えましょう。その商品やサービスを享受することによって、ユーザーにどんな変化が起きますか?
たとえば、「たった2ヶ月でゴルフのスコアが100切りしたあの人の秘密とは!」のようなメッセージが有効です。
原則2:音声を入れる
BGM、ナレーション、会話、効果音などの音声要素でPRできることは「視覚+聴覚」に訴えることができる動画が持つ大きな魅力のひとつです。
でも実は、SNSでは多くの動画が「音声なし」で再生されます。たとえばFacebookでの動画は50〜80%が「音声なし」で視聴されていることが判明しています。
一方で、YouTubeで再生される動画のうち95%が「音声あり」で再生されています。
SNSを見るユーザーは、動画を見るためにSNSを訪れているわけではなく、一方でYouTubeを訪れるユーザーは100%動画コンテンツを視聴するために訪れます。YouTubeでの動画広告は、動画を見る準備が万端なユーザーにPRしなければいけません。
そのため、SNSなどに比べて、YouTubeでの動画プロモーションは音声の要素が非常に大切です。できる限り、BGMやナレーションは入れるようにしましょう。
※SNSで動画プロモーションを行う際には「字幕」や「クリエイティブの的確さ」がとても重要です。
原則3:スマートフォンでの視聴を前提にする
YouTubeにおける世界中の総再生時間のうち、約70%がスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでの視聴です。
ビジネスでは制作した動画をパソコンでチェックすることが多いですが、必ずスマートフォンでもチェックするようにしましょう。
画面が小さくなると、パッケージデザインが見えにくかったり、人物の表情が読み取れなくなったりします。字幕が案外小さいということもあったりします。
また、どっしり座ってじっくり動画を視聴したい時はパソコンで動画を視聴することも多いのではないでしょうか。一方、すきま時間を使って、暇つぶしに面白そうな動画を見たい時はスマートフォンで済ませるでしょう。スマートフォンユーザーが動画を視聴するシーンを考えると、「パッと見で興味を持ってもらうこと」が重要です。
そのため、小さい画面でも明確にPRできるよう「寄りのイメージを使う」ことや、飽きさせないために「早いテンポで動画を展開する」ことが大切です。また、字幕を使う際は思っているよりも大きめにすることを意識しましょう。小さい画面でも確実にPRできる広告にすることが重要です。
まとめ
原則1:開始5秒で注目を集める
原則2:音声を入れる
原則3:スマートフォンでの視聴を前提にする
YouTube広告で成果を出すために、動画を制作する際に外してはいけない3つの原則をご紹介しました。初級編ということで、本当に大原則になる部分を抽出しました。
動画制作は静止画やテキストベースのクリエイティブとは異なり、音声もストーリーもあります。非常に奥が深く、成果を出すための要素がたくさんあって複雑です。だからこそ、初心に立ち戻り、3つの原則を守ることが大切です。
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