【ホームページリニューアル】「デザインが古臭いから一新したい」という理由のプロジェクトが失敗に終わるワケ

2021-01-28

「ホームページのデザインを一新したい!」

 

ホームページのリニューアルに携わる中で、このようなご要望のプロジェクトをたくさん支援してきました。しかし、「デザインを一新したい!」から始まるプロジェクトはほとんどの確率で失敗します。

 

その理由はなぜなのか…

 

 

※この記事は、ホームページをリニューアルしたい!とお考えの企業様が失敗しやすいポイントを解説しています。

 

 

ホームページの持つ役割

 

「ホームページのデザインを一新したい!」という「デザインファースト」な考え方でプロジェクトを進行してしまうと失敗する理由は、ホームページの持つ本質的な役割を考えると見えてきます。

 

それは、ホームページはユーザーの疑問や質問に対する回答でなけれないけないということです。

 

言い換えると、ユーザーの持つ課題を解決するものでなければいけない、ということです。

 

 

Googleに代表される検索エンジンは、いわば大きなQ&Aサイト

 

ホームページに訪れるユーザーは、どのような経路で御社のホームページを訪れるのでしょうか?

 

現代では様々な経路がありますが、今でも多くの方はGoogleやYahoo!などの検索エンジンやSNSを経由して、御社のホームページにたどりつくのではないでしょうか。

 

では、ユーザーはなぜ検索エンジンに言葉を打ち込み、SNSの投稿をクリックするのでしょうか?

 

それは、自分が抱えている疑問や課題を解決するためです。

 

検索エンジンの仕組みそのものが、そもそも大きなQ&Aサイトのようになっているのです。

 

検索ワード「ウイスキー おすすめ」の検索意図

 

たとえば、「ウイスキー おすすめ」と検索するユーザーは、どのような意図で検索したのでしょうか?

 

「美味しいウイスキーってどんなウイスキーがあるのだろうか?」ということと、それに加えて「どんな理由でおすすめしているのだろうか?」という理由も知りたいですよね。

 

この検索キーワードに対して「初心者におすすめのウイスキー10選」という記事で、「〇〇のスコッチウイスキーは低価格な上、フルーティーでウイスキー初心者にとってハードルが低く、試しやすいウイスキーです」と紹介されていれば、「飲んでみようかな」と思いますよね。

 

つまり、

 

ユーザー:検索する(=質問する)

検索結果:ホームページ(=回答する)

 

という構図でなければなりません。

 

 

デザインファーストではユーザーの検索意図を掴みきれない

 

デザインから入るホームページ制作は、この「問いに対する答えである」という根幹の部分をおざなりにしているケースが多く、これがデザインファーストでは成果が出ない一番の理由です。

 

御社のホームページはきちんとユーザーの疑問や課題を解消できるアンサーとしての役割を果たしていますか?

 

デザインも質問に対する回答の方法論の1つです。

 

たとえば、

 

「赤くて甘い食べ物でおすすめのものはありますか?」

 

という問いに対して、

 

  • 「いちご」と言葉で答える
  • 「いちごの写真」を見せる

 

という違いと同じです。

あくまで伝えるための表現方法のひとつとして「言葉」を選ぶのか、「写真」を選ぶのか、ということです。

 

ホームページに求められるデザインとは、ユーザーの疑問を解消するために最も適切なデザインなのです。

 

 

デザインファーストではなく、ユーザーファーストで出発する

 

ホームページはあくまで、ユーザーの問いに対して、ユーザーの求める回答を差し出すことが最重要ポイントです。

 

ここで大切なことは「ユーザーを理解する」ということです。自社のホームページに来て欲しいユーザーはどのような課題を持っていて、どのような疑問を解消したいのか?

 

 

そのためには、自社の求めるユーザーを定義しなければいけません。

 

なぜなら、ユーザーを定義しなければ、その問いにどのような意図が含まれているのかが不明瞭で解像度が低いため、的確な回答ができないからです。

 

 

たとえば、ユーザーが赤くて甘い食べ物を探している理由は何でしょうか?

 

  • 自分が食べるため?
  • 人にプレゼントするため?

 

自分が食べるために探している人に説明するなら、回答する人は美味しさを説明するでしょう。プレゼントのために探している人に説明するなら、プレゼントにぴったりな理由を説明するでしょう。

 

このコミュニケーションをホームページ上でどのように設計するかが大切です。そのために、自社のホームページに来て欲しいユーザーはどのようなユーザーなのかをとことん掘り下げましょう。

 

そうすれば、自ずと適切な表現方法とそれを活かすためのデザインや設計が見えてきます。

 

ユーザーの行動まで想定する

 

ユーザーの検索意図を想定すれば、次はその行動まで想定しましょう。

 

たとえば、キャンプ場を探している大学生であれば、幹事となる人がいくつか候補を見つけ、メンバーに相談するためにLINEグループなどでURLを共有するでしょう。

 

そうすると、LINEグループで共有された時に御社が魅力的に見えるように設計しなければなりません。

 

このことを念頭に置くならば、ページタイトル、説明、サムネイル画像、URLの長さなど、これらを意識しているかどうかも違いを生むポイントとなります。

 

 

 

 

まとめ

ホームページのリニューアルを検討する際は、「こんなデザインにしたいな」から始めるのではなく、自社の欲しいユーザーを徹底して掘り下げることが重要です。

 

よく、参考サイトなどを見ながら「こんなデザインにしたいんだよね〜」と深い理由もなく見た目の印象だけでお話さえているケースも見かけます。見た目の印象も、もちろん大切です。

 

しかし、ターゲットとなるとユーザーが企業により異なるため、他社を参考にするだけのデザインやコンテンツを用いたホームページは、適切な回答をするホームページにならないことも多く、成果の出づらいホームページになりがちです。

 

ユーザーの深堀りを社内で徹底してやるか、第三者目線で一緒に設計してくれる制作会社に依頼することも方法のひとつです。ホームページリニューアルの参考になりましたら幸いです。

 

 

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